飲酒運転の被告「酒はお守り、自分は大丈夫」 児童5人死傷事故公判

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藤谷和広、竹中美貴 多田晃子、石垣明真
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 千葉県八街市で6月、下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み児童5人が死傷した事故で、自動車運転死傷処罰法の危険運転致死傷罪に問われた無職梅沢洋被告(61)の公判が1日、千葉地裁(金子大作裁判長)であった。検察側の被告人質問で、被告は約15年前から飲酒運転を繰り返していたと供述。「自分は大丈夫だと思っていた」と述べるなど、飲酒運転の危険性に対する無自覚を露呈させた。

 被告は約15年前から3~4カ月に1回の頻度で飲酒運転をしており、昨年2月ごろ以降は週2~3回に増えていたと認めた。取引先には会う度に酒のにおいを指摘され、上司からも「朝早いから深酒しないで」と注意を受けたという。

 検察側は被告が事故当時、自宅に4リットルの焼酎を常備しておきながら、連日コンビニで焼酎を買っていたと指摘。被告は「(酒は)お守りみたいなものだった」とし、飲酒運転に対する認識については、「自分は大丈夫だと思っていた。事故を起こさない、捕まらないという気持ちだった」と述べた。検察官に「その自信はどこから来るのか」と問われると、「根拠のないものです」と答えた。

 一方、高速道路のパーキングエリアで飲酒する際は、「隠れるように飲んだ」といい、事故直後に飲酒について警察官に話さなかったのは、「保身だと思う」とした。

 また事故直前の状況について、被告は逮捕後、「人が飛び出してきたのでよけた」などと説明していた。一方、この日の公判では、「(防犯カメラの)映像を見たらなかったので、自分で夢を見ちゃったと解釈するしかない」とした。(藤谷和広、竹中美貴)

■遺族「真摯な反省を感じるこ…

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