無許可で盛り土の疑い、造成業者を家宅捜索 山梨県警

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 山梨県北杜市で無許可のまま盛り土をしていたとして、県警は1日、盛り土を規制する県条例に違反していた疑いで、北杜市内の造成業者の事務所を家宅捜索した。捜査関係者によると、業者は首都圏などから建設残土を受け入れていたという。

 山梨県条例は、3千平方メートル以上の盛り土をする場合は許可制とされている。違反した場合、2年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられる。業者は県からの許可を得ないまま、北杜市の山間部で盛り土を繰り返した疑いが持たれている。県は今年10月に行政指導したが、改善されていないという。

 県警によると、2日には現場で測量して、盛り土の規模を特定する。県警は大量の盛り土が土砂崩れを引き起こす可能性もあるとみている。

 26人が死亡した静岡県熱海市土石流では、起点地点付近にあった盛り土が崩落して被害を拡大させたとされる。