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米国で初めてオミクロン株の感染者を確認 南アから帰国、CDC発表

新型コロナウイルスオミクロン株

ワシントン=合田禄
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 米疾病対策センター(CDC)は1日、新型コロナウイルスの新しい変異株「オミクロン株」に感染した人が、米国内で初めてみつかったと発表した。確認されたのはカリフォルニア州で、11月22日に南アフリカから戻った旅行者だったという。

 CDCによると、感染者はワクチン接種を完了していた。症状は軽く、快方に向かっているという。自己隔離していて、濃厚接触者にはすべて連絡をとり、検査の結果、陰性だった。

 バイデン米大統領は先月末、「ある時点で米国内でも出てくることは避けられない」と語っていた。ホワイトハウスのザイエンツ新型コロナウイルス対策調整官は1日、「我々はこの課題に科学的かつ迅速に対応する準備ができている」とする声明を出した。

 オミクロン株をめぐっては、米国による初の感染者の発表前の時間帯に世界保健機関(WHO)が開いた1日の記者会見で、テドロス事務局長が「少なくとも23カ国でオミクロン株が報告されている。報告数は増えていくと予想される」と話していた。(ワシントン=合田禄)

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