米ミシガン州の高校銃撃、少年をテロ罪で訴追 死者は生徒4人に

ワシントン=藤原学思
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 米ミシガン州の高校で11人を銃で撃って死傷させたとして、地元の検察当局は1日、この高校に通う2年生の少年(15)を州法上のテロ行為と第1級殺人の罪で訴追すると発表した。事件の重大性を考慮して成人として扱い、実名も公表した。

 事件は11月30日昼に発生。1日に新たに17歳の少年の死亡が確認され、死者は生徒4人になった。この他に教師1人と生徒6人がけがを負った。

 会見を開いた地元の検察官はテロ罪の適用について、少年の行為により、多数の生徒が机の下に隠れて泣き叫んだり、食事や睡眠もできなかったりしたことを考慮したと説明。「彼らや家族、地域社会も被害者であり、テロ罪はそれを反映したものだ」と語った。

 少年の動機は明らかになっていない。検察官は具体的な言及は避けつつ、少年のソーシャルメディアへの投稿など多数の証拠があると説明。第1級殺人罪の適用に必要な計画性の立証について、「絶対的な自信を持っている」と話した。

 この事件をめぐっては、真偽のわからない様々な投稿が発生直後からソーシャルメディアで拡散されている。会見を開いた地元の保安官は、そのうちの複数が実際には事件と関係のない情報だとして、「ソーシャルメディアや情報の拡散には注意してほしい。被害者をさらに傷つけることになる」と注意を促した。(ワシントン=藤原学思