1日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が前日より461ドル下落した。前日に大幅に値下がりした反動で一時は同520ドル超値上がりしていたが、午後に米疾病対策センター(CDC)が米国で初めて新型ウイルスの新しい変異株「オミクロン株」の感染者が見つかったと発表し、下落に転じた。
終値は、前日より461・68ドル(1・34%)安い3万4022・04ドルだった。
オミクロン株の感染者が見つかったことで、米国で水際対策の強化などが導入されて経済活動が抑制されるとの懸念から株式が売られた。ダウ平均が大きく値を下げたのは2日連続で、下落幅は計1100ドルを超えた。(ニューヨーク=真海喬生)
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