「心からおわび」 全国郵便局長会の末武会長、信用失墜行為で

藤田知也
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 郵便局長が経費で買ったカレンダーや顧客情報を政治流用した疑いが出ている問題で、全国郵便局長会の末武晃会長が約1万9千人の会員に対し、「心からおわび申し上げる」との声明を出したことがわかった。今後は同会による活動の指示の方法や内容を改善し、「二度と同様の事態を招かないよう注意していく」としている。

 声明は11月29日付。一連の問題について「事務連絡や会議資料などで、業務と(局長会)活動の区別、線引きが不明確で迷惑をかけた」と記した。

 局長会は11月初めの朝日新聞への回答で、カレンダー配布の指示で一部の言葉遣いが不適切だった例があるとしつつ、「選挙とは全く関係ない」としていた。日本郵便は同26日に内部調査の結果を公表し、局長会がカレンダーを政治活動などの支援者に配るよう指示したことなどが、会社の社会的評価を低下させる信用失墜行為にあたると認定した。末武氏も中国支社の主幹地区統括局長として、日本郵便から懲戒処分を受けた。

 日本郵便は、顧客を狙った支援者獲得の指示が複数の地方郵便局長会で出ていたことについても、調査を続けている。(藤田知也)