米決済大手スクエア  「ブロック」に社名変更 仮想通貨に注力か

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米決済サービス大手のスクエアは1日、社名を「ブロック」に変更すると発表した。同社のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は先月末、自身が創業したツイッターのCEOを退任したばかり。新たな社名は暗号資産(仮想通貨)の基盤技術「ブロックチェーン」にもちなんだ名前で、仮想通貨分野にさらに注力するとみられる。

 スクエアは、小売りや飲食店などの事業者向けに、決済や業務管理など様々なサービスを提供している。同社は仮想通貨を支援する団体を立ち上げたほか、ビットコインにも投資するなど、仮想通貨の業務を広げている。ドーシー氏は10月、スクエアが仮想通貨のマイニング(採掘)システムの構築を検討しているとツイートしていた。

 ドーシー氏は声明で「ブロックは新しい名前だが、経済的な支援をするという我々の目的は同じだ。我々がいくら成長や変化をしても、経済へのアクセスを増やす支援のためのツールを作り続ける」と述べた。

 米IT大手では、SNS世界最大手のフェイスブックが10月、社名を「メタ」に変更し、「メタバース」と呼ばれる仮想空間分野に注力する姿勢を鮮明にしている。(サンフランシスコ=五十嵐大介