対立を乗り越える「論破」とは 論客、辻元清美さんの結論

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聞き手・刀祢館正明
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 ネットでよく使われる「論破」という言葉が、現実の社会でも広がっています。妥協点や落としどころを探るのではなく、相手を言い負かすやり方ですが、排他的できついイメージもあります。立憲民主党きっての論客として数々の国会論戦を繰り広げた辻元清美さん。衆院選で落選したいま、「論破」についてどう思うかを聞きました。

写真・図版
辻元清美さん=2021年11月11日午後0時55分、東京都内、刀祢館正明撮影

 ――政治に「論破」は必要ですか?

 「若い頃は論破にこだわっていました。でも、衆院議員として経験を積むに従って、国会では、論破型よりも説得型だったり、相手を納得させる姿勢だったりが大事だと思うようになりました」

 「ただ、国会ではどうしても論破が必要な時があります。その際に大切なのは、言葉ではなく、ファクト(事実)で論破するということだと思います」

 ――どういうことですか。

後半では、菅義偉小泉純一郎両首相や鈴木宗男衆院議員ら(いずれも当時)との論戦や「反対ばかり」という野党批判への思いを語ります。

感情的な言葉ではなく、事実を示して問題をあぶり出す

 「コロナ対策で看護師さんが…

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