冷戦時代「鉄のカーテン」開けた パルナスがロシアへの入り口だった

有料会員記事

編集委員・副島英樹
[PR]

現場へ! パルナス再び④

 記者は9年近く前、「こわもてロシアの悲哀 『おとぎの国』は幻ですか」という記事を書いたことがある。なぜロシアは嫌われるのかを自分なりに考えたものだ。その冒頭で、幼いころ聞いたパルナスのCMソングを紹介し、「切なげなメロディーにロシア(ソ連)が気になった。モスクワ特派員になる原点だ」と告白した。

 同じような関西出身者がいる。

 日曜朝のアニメ番組の際に流れた「♪ぐっとかみしめてごらん」の歌声と赤ん坊のアップ。「ロシアという国を知る一番の入り口は、多くの関西人にとってこのパルナスのCMだったでしょう」。東京都心の四ツ谷駅に近い「ロシア旅行社」のオフィスで、営業課長の福井学(51)はそう言った。

 中高生のころ、実家の兵庫県

この記事は有料会員記事です。残り1014文字有料会員になると続きをお読みいただけます。