設楽悠太を奮い立たせたものとは? 最後の福岡国際で期す復活への道

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辻隆徳
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 第75回福岡国際マラソン選手権大会(朝日新聞社など主催)が12月5日午後0時10分、スタートする。最後の大会に臨む注目の選手たちを紹介する。

 最後の福岡国際を、復活への足がかりにしたいと考えている。「とりあえず1位をとりたい。それだけです」。そう語る設楽悠太(29)=ホンダ=の眼光は、するどい。

 当時の日本記録を16年ぶりに塗り替える2時間6分11秒をマークしたのは2018年2月だった。東京五輪を控える時期の記録更新に周囲の期待は高まった。

 「やるしかない。いつも通りやればいい」と臨んだ19年9月の東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」では14位。最後の1枠を狙った昨年3月の東京マラソンでも日本勢10番目に終わり、代表権を逃した。一度は打ち立てた日本記録も、他のランナーたちに3度塗り替えられた。

 沈む気持ちに拍車をかけたのが、新型コロナウイルスの感染拡大だった。

 各地で予定されていた大会が…

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