東洋の魔女ポケモンの巻(小原篤のアニマゲ丼)

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左右とも映画「東洋の魔女」から。女子バレーの記録映像(右)にアニメ「アタックNo.1」が挿入される (C)UFO Production、(C)浦野千賀子・TMS
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 映画の題名は「東洋の魔女」、フランスのドキュメンタリーで、題材は東京五輪女子バレー、しかし映画の冒頭は1935年の白黒アニメ「塙団右衛門 化物退治の巻」、エンディングの歌は「苦しくったって~悲しくったって~」。そして監督はインタビューで語った、「アタッカーYOU! アタックNo.1! ポケモン!」。

 いったい何が何やらと思ったことでしょう? でもすべてホントウです。12月11日公開の映画「東洋の魔女」がとっても面白くて、ジュリアン・ファロ監督にインタビューしました。

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「東洋の魔女」から、1964年東京五輪のソ連との決勝戦

 その強さから「東洋の魔女」と呼ばれ、64年の東京五輪で金メダルを取り国民を熱狂させた日本女子バレーチーム。存命の元選手らのインタビューと当時の記録映像でその歩みを振り返るドキュメンタリーですが、クライマックスであるソ連との決勝でアニメ「アタックNo.1」がポンポンと挿入されます。

 河西昌枝選手のフェイントが決まる(本物)、拍手する観客(アニメ)、実況アナウンサーが「キャプテン河西、うまいフェイントであります」(音声は本物で映像はアニメ)、作戦タイムを取る大松博文監督(本物)、タオルで汗をふく選手(アニメ)。こんな具合。

 中盤でも、敵地モスクワでソ…

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