静岡で軽石の漂着を初確認 南伊豆の漁港にバケツ数杯分、漁船は航行

黒田壮吉
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 静岡県南伊豆町の下流(したる)漁港で2日朝、少量の軽石が漂着しているのを漁業者が発見した。県が同日、発表した。県によると、小笠原諸島の海底火山の噴火で生じたものとみられる軽石の漂着を県内で確認したのは初めて。いまのところ、漁船の航行には影響がないが、引き続き警戒を続ける。

 県によると、2日朝に伊豆半島南部にある同漁港の船揚場への漂着物に軽石が交じっているのが発見された。バケツ数杯分で、大きいもので5センチ程度のものがあったという。

 また、伊豆半島最南端の石廊崎をめぐる遊覧船「伊豆クルーズ」でも数日前、航行中に軽石が見つかった。最大1・5センチ程度だったという。2日朝に伊豆漁業協同組合が石廊崎漁港を調査したが、軽石は見つからなかったという。

 今回の漂着を受け、県は、各市町に軽石への注意を呼びかけるとともに漂着がないか確認するよう求めた。伊豆半島南部では、さらなる軽石の漂着に備え、オイルフェンスの設置準備を進めている。(黒田壮吉)