ハリス米副大統領、存在感示せず苦戦 バイデン氏との確執も?

有料会員記事

ワシントン=大島隆
[PR]

 米バイデン政権発足から1年近くが経つ中で、初の女性で非白人の副大統領として注目されたハリス副大統領が存在感を示せずにいる。ポストバイデンの呼び声も高かったハリス氏の低迷は、1年後の中間選挙、さらには2024年の大統領選挙の民主党の戦略にも影響しそうだ。

 政権発足当初、50%台後半の支持を得ていたバイデン大統領だが、今年夏のアフガニスタンでの米軍撤退の際の混乱や最近の米国内のインフレなどが要因となり、USAトゥデーなどが11月に実施した世論調査では38%に落ち込む。ハリス氏の支持率はさらに低い28%となっている。

 ハリス氏は政権内で移民問題や投票する権利を担当している。だが、移民問題ではメキシコ国境をすぐに訪問しなかったことを共和党から批判されただけでなく、グアテマラを訪問した際に「米国に来ないで」と発言したことが民主党内でも批判された。

 ホワイトハウスは12月初旬、ハリス副大統領の上級顧問兼首席報道官を務めるシモーヌ・サンダース氏が年内で退任することを明らかにした。ホワイトハウスは11月、ハリス氏の広報部長が退任することも明らかにしており、就任1年足らずで側近が相次いで去る事態になっている。

 複数の米メディアは、ホワイ…

この記事は有料会員記事です。残り660文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!