等身大の「辻元清美」探す旅へ 落選に自責…肩の荷を下ろせたメール

有料会員記事立憲

細見卓司、室矢英樹
【動画】「野党第1党の傲慢さ、自分が持っていた」立憲民主党の辻元清美・前副代表
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 衆院選で落選した立憲民主党辻元清美・前副代表(61)はいま、地元・大阪から東京へ行って泊まる際、できるだけ安いホテルの部屋を自らネット検索している。衆院議員の身分が「強制終了」(辻元氏)となり、歳費などの収入がなくなった。「安くて便利で、洗濯機や電子レンジがついてるホテルを探している」。出費を抑えるため、知人宅に泊まることもある。朝日新聞の2日のインタビューで語った。

 辻元氏は落選後、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんに会いに行こうと思った。その矢先に訃報(ふほう)に接し、「ほんまに悲しかった」。今月開かれる「偲(しの)ぶ会」の際、「寂聴さんの遺影に、自分のいまを伝えたい」という。

 秘書給与詐取問題で議員辞職した2002年、寂聴さんから「あんた行くところないやろう。私が守ってあげるから、来なさい」と電話をもらった。寂聴さんの自宅に住み、毎日ともにご飯を食べ、庭掃除などをしながら過ごした。「自信を持ちなさい。心のつかえがとれるまでいればいいからね」と言われ、「救われた」という。

 そんな寂聴さんを「命の恩人」と言い、故・土井たか子・元社民党党首を「政治の母」と呼ぶ。「2人とも戦争経験者で『戦争だけは絶対あかん』と、すさまじい思いがあった。私は、戦争させない技術が政治、と思って仕事をしてきた」と振り返る。「女性に選挙権のない時代から生き、女性の権利に道を開いてきた。私がバトンを受け、次の世代へブルドーザーのように切り開いていかなきゃいけないのに、(落選で)強制終了になっちゃった」

     ◇

 東京の議員宿舎も議員会館も、投開票日直後の11月初旬に立ち退かなければならなくなった。引っ越し作業をしながら、国会で「ソーリ、ソーリ」と追及していた頃の記録が目に留まった。

 「『あの時は小泉純一郎さん…

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