双子育児の悩み、グリコ社員が聞き役に ズームで月イチ相談会

筒井竜平
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 江崎グリコは3日、双子や三つ子といった多胎児を育てる人を支援するため、無料のオンライン相談会を始めると発表した。月1回程度を予定しており、初回は今月21日。多胎児を育てた経験がある同社の社員6人が専門知識を学び、様々な悩みに答える。一部の自治体やNPOは同様の取り組みをしているが、民間企業では珍しいという。

 同社によると多胎児出産の割合は全体の約1%。授乳などの負担が大きい上、同じ境遇の家庭が少なく、孤立しやすい。孤独感が子どもへの虐待につながることもあるという。

 相談会「多胎児ファミリー向け母乳とミルクのお話会」は、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を使う。グループ形式で、1回45分。参加は、同社のウェブサイト「with Glico」の会員登録をした上で、「わくわく子育て広場」のページから申し込む。グリコの社員6人は一般社団法人「日本多胎支援協会」(神戸市)のセミナーを受講したという。担当者は「相談相手がいない、というストレスを軽減したい」と話す。

 同社は多胎児家庭を支援するため、昨年7月から乳児用液体ミルクを半額で販売している。今回の相談会でも液体ミルクの便利さを紹介するという。筒井竜平