ISS船長務めた星出飛行士「次は月へ向け頑張りたい」 帰還後会見

小川詩織
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 国際宇宙ステーション(ISS)で日本人2人目となる船長を務めて帰還した星出彰彦飛行士(52)が3日、米ヒューストンからオンラインで会見した。星出さんは「次は月が目標。ぜひ月に向けて頑張っていきたい」と意気込みをみせた。

 有人月探査をめぐっては、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が13年ぶりに飛行士を募集する。「自分は3回目の挑戦で飛行士になった。まずはチャレンジしてほしい。一緒に試験を受けた人はこれまでの飛行を応援してくれていて、大きな力になっている」と呼びかけた。

 星出さんは今年4月から約半年、ISSに滞在した。「ISSは老朽化という言葉が使われがちだが、アップグレードしている。カメラも今は4Kで、地上の技術をうまく取り込み、よりいい実験、研究につなげられる施設だと思っている」と話した。

 今回乗った米民間宇宙船クルードラゴンについては、米スペースシャトルやロシアのソユーズ宇宙船と比べ、「加速や減速を肌で感じることができた。一番大きな違いは帰還時の着水。大きな衝撃もなく、軟らかく確実に降りたと感じた」と振り返った。小川詩織