弾道ミサイルにも対応へ 米韓、対北朝鮮作戦計画の見直し合意

鈴木拓也、ワシントン=園田耕司
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 米国のオースティン国防長官と韓国の徐旭(ソウク)国防相は2日、ソウルで定例安保協議(SCM)を開いた。米韓は協議の結果、核ミサイル開発を進める北朝鮮に対応するため、朝鮮半島有事の際の作戦計画を見直すことで合意した。

 韓国国防省によると、今回の協議では、作戦計画の見直しに向けて、新たな戦略企画指針(SPG)が承認された。米韓の軍当局は今後、承認されたSPGに基づき、現状の作戦計画を北朝鮮の弾道ミサイルにも対応できるように更新する。

 オースティン氏は協議後の記者会見で、「北朝鮮がミサイル兵器計画を進展させ続け、地域の安全保障を不安定化させている」と指摘。米韓が北朝鮮に対話を求めていく一方で、「あらゆる脅威から防衛する手段を議論した」とも述べた。日米韓3カ国の安全保障協力を深めていく重要性についても、会談の中で再確認したという。

 オースティン氏は2日に文在寅(ムンジェイン)大統領とも面会した。韓国大統領府によると、文氏は持論である朝鮮戦争の終戦宣言に向けて、米国の支持を求めた。(鈴木拓也、ワシントン=園田耕司