外務省に人権担当ポスト新設 林外相「日本らしい人権外交を」

野平悠一
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会見する林芳正外相=3日、外務省、野平悠一撮影
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 林芳正外相は3日の閣議後の記者会見で、来年度に人権問題を担当するポストを新設する方針を明らかにした。中国の新疆ウイグル自治区での動きなどをにらみ、岸田政権は人権問題担当の首相補佐官を設けるなど「人権重視」をアピールしている。外務省のポスト新設はこうした政権の姿勢を後押しする狙いがある。

 同省総合外交政策局人権人道課に人権侵害対策担当の企画官のポストを設ける。企業活動でも、製造過程などにおける人権侵害に関して、世界的に関心が高まっている。林氏は会見で「人権問題への関心が高まる中、その重要性はいっそう増してきている」とし、「日本らしい人権外交を引き続き、積極的に進めていきたい」と語った。(野平悠一)