ヴィッセル神戸を支えたそば屋店主 閉店間際にサポーター殺到

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高橋健人
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スポーツ好奇心

 サッカーJ1、ヴィッセル神戸の選手やサポーターたちに親しまれたそば屋がこの秋、のれんを下ろした。本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)から徒歩6分の「生(き)そば しなの」。店主は地元の後援会を立ち上げ、初代会長としてクラブを支えた。

徳重も飛行機で駆けつける

 営業最終日となった11月30日の昼過ぎ。店の前には別れを惜しむ人たちが行列をつくった。

 「これ、撮ってもいいですか?」。神戸のサポーターで大学3年の山本茉絢(まあや)さん(20)=神戸市北区=は食事を終えると、店内の一角にスマートフォンを向けた。カメラの先には元日本代表FWの田中順也選手ら、来店した現旧様々な神戸の選手のサインがずらり。「たくさんの人に愛されたお店だったんですね」

 2代目店主の釜須一昭さん(74)が11月初めに店のホームページで閉店を告げると、すぐにサポーターらがSNSで拡散。新型コロナ禍で遠のいていた客足が、一気に戻った。2017年まで神戸に所属していたV・ファーレン長崎(J2)のGK徳重健太選手は飛行機に乗り、1泊2日で駆けつけたという。

 1969年に開業し、味わい…

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