米議決権行使助言大手2社、山口FGの前会長の解任案へ賛成推奨

座小田英史
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 企業の株主総会に関して、機関投資家などにアドバイスを行う米議決権行使助言会社大手のインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)とグラスルイスは3日までに、山口フィナンシャルグループ(FG)が24日の臨時株主総会に諮る前会長兼最高経営責任者(CEO)の吉村猛取締役の解任議案について、賛成を推奨した。

 山口FGによると、ISSは「吉村氏が社外取締役、および取締役の信頼を失った今、取締役の地位にとどまり続けることは取締役会の対立と混乱を招くだけで、株主が利益を得ることはない」などとしているという。

 吉村氏は6月の定時株主総会で99%の賛成率で承認されているが、山口FGは「議決権助言会社大手2社の『賛成推奨』が得られたことで、当社取締役会の考え方が支持された」として、株主総会での解任案の可決に自信を強めている。(座小田英史)