光の祭典、今年は7カ所に分散 ルミナリエ代替事業、神戸で始まる

鈴木春香
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 阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂や復興を願う光の祭典「ルミナリエ」の代替事業が3日、神戸市で始まった。ルミナリエは新型コロナウイルスの影響で2年連続中止になり、代わりに過去の作品の一部を市内7カ所で展示している。点灯は日没から午後9時ごろ、12日まで。

 神戸ルミナリエ組織委員会が「ロソーネまちなかミュージアム」として、東遊園地中華街南京町などに、ロソーネ(バラ窓)と呼ばれる直径約3メートルの装飾を設置している。例年は光の回廊「ガレリア」の最終地点に置かれている飾りだ。組織委によると、1995~2019年に使われた九つを再現し、イタリアの工房から空輸した。それぞれデザインに合わせ「希望」「繁栄」といった作品名がつけられている。

 コロナ禍での密を避けるため装飾を分散させ、点灯式もなくした。東遊園地にあるガス灯「1・17希望の灯(あか)り」周辺には、昨年の代替事業で寄贈された作品「希望のアーチ」も展示されている。(鈴木春香)