滋賀県人口微増、草津や守山で増加 国勢調査

奥平真也
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 滋賀県は、2020年の国勢調査による県内の概要を発表した。人口は141万3610人(女性71万6181人、男性69万7429人)で全国26位だった。国勢調査は5年ごとに行われており、前回の15年よりも694人(0・05%)増えた。全国では0・75%減少しており、滋賀は関西で唯一、人口が増加した。

 日本全体の人口が減るなか、都道府県別で増加したのは8都県のみ。滋賀は微増となり、増加率は全国8位だった。県内の自治体では、特に草津市守山市などJR東海道線沿線で増加が顕著だった。

 滋賀の人口は1965年から増加を続けている。1975年には10・77%と1割超の増加率となった。それ以降の増加率の幅は減少傾向にあるが、今回もぎりぎりで増加を維持した。

 年齢別では、15歳未満が県内人口の13・9%を占めた。前回の14・5%よりも減ったが、沖縄に次いで全国2位だった。全国的に少子高齢化が進む中、若年層の多い県となっている。県によると、JR東海道線沿線にあり、大阪や京都のベッドタウンとして発展してきた大津市、草津市、守山市などに子育て世代が多いことが背景にあるという。

 一方、人口増の地域と過疎地との二極化が進んでいる。

 人口10万人以上は、大津市34万5070人、草津市14万3913人、彦根市11万3647人、長浜市11万3636人、東近江市11万2819人の5市。前回より人口が増えたのは6市1町(大津、草津、守山、栗東、野洲、湖南、愛荘)だった。増加率上位は草津市4・86%、守山市4・23%、栗東市3・10%。

 人口最少は甲良町の6362人で、増加率もマイナス9・62%で最も減少幅が大きかった。次いで減少幅が大きかったのは高島市でマイナス7・29%。4万6377人となり、5万人を割り込んだ。

 県内居住の外国人は2万8704人で、前回より44・3%増加した。国別ではブラジル8082人、中国4283人、ベトナム4211人、韓国・朝鮮3239人だった。(奥平真也)