灯台の見える「がけっぷちカフェ」 QRコードで注文配達、謎解きも

臼井昭仁
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 大王埼灯台で知られる三重県志摩市大王町の波切(なきり)地区へもっと足を運んでもらおうと、観光地作りにつなげる実証事業「行こっ、大王崎。~伊勢志摩の青と白に出逢(であ)う旅~」が進められている。需要を探るため配達形式のカフェや無人店舗が来年1月10日まで同地区に設けられている。

 同地区は、賢島などに比べ、宿泊施設が少ないこともあって訪れる観光客は比較的少ないとされる。魅力ある観光地に発展させるため、期間限定のイベントを開いてアンケートをして、客層や動向を調べることにした。県観光局が志摩市と連携して実施している。

 同灯台を望む八幡さん公園には「がけっぷちカフェ」を設置(土日祝日のみ)。利用者は、設置された二次元(QR)コードをスマホで読み取って料理や飲み物を注文することができる。かつおバーガーや干物の串、ジンジャーエールなど。近くの旅館が注文に応じ、公園までアルバイト学生が配達してくれる。

 公園近くには無人型の土産物店「良心市」。アコヤ貝の貝殻のアクセサリーや食品の貝柱などが入ったロッカータイプの販売機から買うことができる。

 スタンプラリーも実施中。同公園周辺に設けられた7カ所のポイントに掲示された二次元コードをスマホで読み取って、謎解き問題を解いて、すべてのデジタルスタンプを集めると、大王崎観光駐車場での抽選(当選賞品は伊勢エビなど)に参加できる。利用者へのアンケートも実施している。

 詳しくは、「行こっ、大王崎」で検索。(臼井昭仁)

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 志摩市観光協会は今月25日、延期していた灯台記念日のイベントを志摩市大王町の大王埼灯台で開く。同日午後5時~8時、灯台へ通じる道に置いた数百のLEDとランタンを点灯。翌日朝まで4基の照明で灯台をライトアップする。