今冬1回目、道内でタンチョウ越冬分布調査

武沢昌英
[PR]

 北海道は3日、今冬1回目のタンチョウの越冬分布調査を釧路や十勝など9振興局管内で実施した。

 釧路地方の鶴居村の調査地点の一つで、国の給餌場がある「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」には鶴居小学校5年生7人が参加した。子どもたちが来る前には給餌場内に2羽が羽を休めていたが、決められた調査時間の午前9時に確認できたタンチョウはゼロだった。それでも、その数分後には2羽がゆったりと給餌場の上空を飛び、子どもたちを喜ばせた。村内の別の調査地点の鶴見台の給餌場には調査時間後の午前9時半すぎ、約30羽のタンチョウがいた。

 タンチョウの越冬分布調査は道が環境省の委託を受けて毎冬2回実施しており、2回目は来年1月下旬に行う。道によると、昨冬2回目の今年1月の調査では道内で過去最多の1516羽を記録。市町村別では鶴居村が698羽で最も多かった。(武沢昌英)