我がまちの「古墳愛」語り合う関西サミット 来年1月堺で開催

井石栄司
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 関西一円の自治体が我がまちの古墳を自慢する「関西古墳サミット」が来年1月14日、堺市で開催される。昨年は百舌鳥(もず)・古市古墳群世界遺産登録1周年を記念し、大阪府内限定で開催。好評だったことから2回目の今回は関西全域に対象を広げ、より熱く古墳愛を語り合う。

 百舌鳥・古市古墳群が2019年に世界遺産に登録されて1周年を記念し、堺市が昨年、「おおさか古墳サミット」と題して開催した。堺市や藤井寺市など府内9市町が参加。古墳の姿形や遺構、活用方法など、我がまちの古墳自慢を繰り広げた。新型コロナウイルスの影響で集客せず、ユーチューブで配信しただけだったが人気だったという。

 全国の古墳の数は約16万基。最多は兵庫県の約1万9千基、大阪府は13位で約3400基。堺市は、昨年の開催で古墳愛を語り合える「同士」がいることを知り、「大阪だけの古墳自慢に終わったのではもったいない」と考えたという。関西8府県と4政令指定市でつくる関西広域連合と一緒に第2弾を開催することにした。

 参加するのは、大阪府内からは堺のほか、大阪、羽曳野、藤井寺の4市。このほか、京都府京都市、兵庫県、神戸市滋賀県奈良県和歌山県徳島県鳥取県が参加する。

 堺市の永藤英機市長のほか、西脇隆俊・京都府知事荒井正吾奈良県知事の3首長らが「古墳の魅力発信の取り組み」について語り合う。ほかの参加自治体による事例報告もある。

 会場は、フェニーチェ堺(堺市堺区)で、14日午後1~4時。大ホールの入場者数を600人に絞り、観客を募集する。参加無料。申し込みは先着順で、堺市のサイトやファクス(072・228・7251)で受け付けている。

 同時開催として、フェニーチェ堺の館内で関西の古墳や団体の活動をパネルで紹介。古墳グッズも販売する。問い合わせは堺市世界遺産課(072・228・7014)。

 堺市の永藤市長は「今回の感触をみて、日本全国の地域とも連携したい」と述べ、全国規模のサミット第3弾も視野に入れる。(井石栄司)