働き方改革→午後6時退社で残業代ゼロ できなかったら…

写真・図版
マンガ・米澤章憲
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 夫が自動車関係の卸売業の会社で働いています。とても忙しく、毎日午後10時ごろまで仕事をしていましたが、働き方改革と称し、午後6時でみんな帰らなければならなくなりました。ところが仕事の量はまったく減らず、帰宅してからも数時間は仕事です。でも残業代は出なくなり、収入が月数万円減ってしまいました。

職場のホ・ン・ネ>東北の40代女性

 さらに、上司のパワハラで同僚が辞めてしまい、その人の仕事の分をまるまる担当させられることになりました。そのため、土曜や日曜も家で懸命に仕事をしていますが、それでもとても時間が足りません。

 夫が上司に仕事の分担を見直すよう求めると、「何でできないんだ」と罵声を浴びせられ、「できないんだったら朝早く来てやれ」と要求されたそうです。夫は始業時間より2時間早く出勤するようになりました。また、上司からは数時間にわたってぐちぐちと文句を言われたそうで、夫は「余計なことを言うと時間がムダになる。その分、仕事が進まないので、もう何も言わないことにした」のだそうです。

 勤め先はいわゆる「ブラック企業」だと思います。会社では昼食はもちろん、お茶を飲む時間すらないそうです。

 夫は以前は家で仕事の話をほとんどしない人でしたが、最近は愚痴が多く、夜眠れないとも訴えており、以前とは明らかに違う状態になってきました。夫の健康がとても心配です。会社を辞めてもいいよと伝えているのですが、責任感が強いのか、会社を辞めようとも、病院に行こうともせず、とても困っています。(東北・40代女性)

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