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ワクチン接種の急性期副反応、9割はストレス原因 自衛隊の調査結果

有料会員記事新型コロナウイルス

成沢解語
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 自衛隊が先月まで運営していた大規模接種センターで新型コロナウイルスワクチンを接種され、30分以内に副反応を訴えた約3千人について、9割近くはストレスが原因とみられるとの調査結果を自衛隊がまとめ、公表した。

 調査対象は、東京会場で9月24日までに接種を受けた120万1688人。接種後30分以内の「急性期」に副反応を示したのは2930人だった。このうち88・8%にあたる2601人は精神的ストレスを感じた時に起こりやすい「血管迷走神経反射」と呼ばれる血圧低下や脈拍減少が見られたほか、血管迷走神経反射が原因となることが多い失神やめまいなどを訴えた。

 2601人について、15歳間隔で区切って分布をみると、20~34歳が947人で最も多く、35~49歳が657人▽65歳以上530人▽50~64歳342人▽20歳未満114人と続く。年齢不明が11人だった。また7割近くが女性。血管迷走神経反射を訴えた約4割は20~34歳の男性だった。

 一方、「急性期」に副反応を示した人のうち、残る329人はかゆみがあったり発疹が出たりしており、アレルギー性の副反応だった。重いアレルギー反応のアナフィラキシーは2人。重篤なアナフィラキシーショックを起こした人はいなかった。

 免疫学が専門の宮坂昌之・大阪大学名誉教授は「新型コロナのワクチン接種では、アナフィラキシーは極めてまれで、多くの副反応は接種へのストレスが原因であることは他の調査でも知られている。自衛隊の調査はそれを裏付けたものだ」と指摘する。

 「コロナワクチンに関する限…

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