銃は「クリスマスプレゼント」 米の高校銃撃事件、少年の両親も訴追

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ニューヨーク=藤原学思
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 米ミシガン州の高校で11人が死傷した銃撃事件で、地元の検察官は3日、発砲した少年(15)の両親について、過失致死の罪で訴追したと発表した。クリスマスの贈り物として銃を買い与え、事件の予兆も漫然と見過ごしたことから、刑事責任を問えると判断した。

 両親は3日夕、罪状認否のために裁判所に出廷するはずだったが、予定時刻に現れなかった。地元の保安官事務所や連邦捜査局(FBI)が行方を捜している。ただ、両親の代理人弁護士は取材に対し、逃げているのではなく、身の安全のために地元を離れているだけと説明した。

 11月30日に発生した事件では14~17歳の生徒4人が亡くなり、この高校に通う少年がテロ行為や第1級殺人、銃の違法所持などの罪で訴追された。両親には、死者4人に対する過失致死罪が適用された。銃撃事件で容疑者家族が罪を問われるのは異例だ。

 検察官によると、少年の父親は、米国中で様々なものがセール価格になる「ブラックフライデー」の11月26日、地元の銃器店で9ミリ拳銃を購入。少年は「新しい可愛い子ちゃんを手に入れた」と、ハートの絵文字付きでソーシャルメディアに銃の写真を投稿した。母親は翌27日、「きょうは母と息子の日。息子の新しいクリスマスプレゼント(銃)を試用中」とソーシャルメディアに記していた。

 少年はまた、事件前日の29日、授業中に携帯電話で弾薬について調べていた。教師は留守番電話とメールで母親に知らせたが、返事はなかった。母親は少年に「爆笑。怒ってないよ。捕まらない方法を学ばないとね」というメッセージを送っていたという。

 少年は事件当日の午前中、拳…

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