五輪で活躍しても、部活では不人気? 「競技間格差」が生じる理由

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聞き手 編集委員・中小路徹
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部活文化を問う

 人気競技は何だろう。不人気なのは、どの競技?

 高校と中学校の運動部活動の登録人数の変化を競技別にみると、人数が増えている競技、減っている競技の「競技間格差」が明確だ。増減を染め分けているものは何なのか。生徒たちが部活動に求めているもの、スポーツに対する考え方は、どう変化しているのか――。

 部活動に詳しい国際武道大体育学部の土居陽治郎教授(体育学)に聞いた。

連載「子どもとスポーツ」

「子どもとスポーツ」第4部では、「部活動」にスポットを当ててきました。過去の回のまとめ読みはこちらから。

 ――全国高校体育連盟(高体連)の最も古いデータが残る2003年度から19年度にかけての登録人数と、同時期の日本中学校体育連盟(中体連)への登録人数の変化から、どんなことがわかりますか。

 運動部全体の登録人数は、高体連と日本高校野球連盟(高野連)全体で男子は96%、女子は92%に、中体連は男子が81%、女子が84%に減少しています。

 この間、少子化で高校生全体は83%、中学生全体は86%に減っていますから、「部活動離れ」とは言いづらいですね。

 ――一方、競技間格差は広がっていますね。

 柔道、剣道ラグビー、体操…

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