「魅力度は低いけどおいしいものは…」 茨城の学校、給食日本一に

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古源盛一
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 地場産品を使った学校給食の献立を競う「全国学校給食甲子園」で、茨城県ひたちなか市立美乃浜学園が頂点に立った。今年が16回目で県勢の優勝は初めて。干し芋や奥久慈シャモなど地元食材をふんだんに盛り込んだ献立が評価された。

 12代表による決勝大会の結果が4日、リモートで発表され、表彰式があった。考案した栄養教諭の保立(ほたて)貴博さん(31)は「驚きとうれしさでいっぱい。子どもたちに地元食材のおいしさを伝え続けたい」と喜んだ。

 給食甲子園は、食育の啓発と地産地消の奨励を目的に認定NPO法人「21世紀構想研究会」が2006年に始めた。今年は、学校や学校給食センターに勤務する1355人が応募した。

 優勝した献立は、主食が「干し芋とちりめんじゃこの混ぜご飯」、おかずに「奥久慈シャモとレンコンのかみかみソテー」「茨城彩り野菜とさくらたこの梅香さっぱりあえ」、汁物に県のブランド豚「常陸の輝き」を使った「まろやか豚汁」など計6品が並ぶ。34種類の食材のうち25種類が地場産品だ。「魅力度ランキングは低いがおいしいものはいっぱいある。茨城のアピールを込めました」と保立教諭。

 茨城の干し芋生産量は全国の9割近くを占め、その大部分がひたちなか市で生産されている。小中一貫の義務教育学校の同校では、3年生が総合学習の時間に芋の栽培や干し芋の加工を学んできた。ちりめんじゃことタコも総合学習で児童が訪れた地元漁協の加工品を使った。

 大会事務局によると、彩りの…

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