市内の全小中学生にお米6キロ配ります 農家も子育て世帯も支援

福田祥史
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 茨城県稲敷市は3日、市内の全小中学生に1人6キロの地元産米を配布すると発表した。県内有数の米どころだがコロナ禍で外食需要が激減し米価が大きく下落しており、主要産品の消費拡大につなげるとともに、子育て世帯の生活を支援するねらいがある。

 この秋に市内で収穫された「コシヒカリ」「ミルキークイーン」「あきたこまち」の3品種を2キロずつセットにして、6日以降年内に順次宅配する。10月1日時点で市内在住の小学1年~中学3年生計約2300人が対象になるという。

 市農政課によると、市内の水稲作付面積は4878ヘクタール。買い入れ価格は、主力のコシヒカリで一昨年に1俵(60キロ)1万4千円台だったのが今年は約9700円まで落ち込んだ。市は学校給食で子どもになじみのある地元産米を家庭でもPRし、需要を掘り起こしたい考えだ。(福田祥史)