絶滅危惧種のウミガラス知って マリンピア日本海で企画展示

友永翔大
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 絶滅危惧種に指定されているウミガラスについて、知ることができる企画がマリンピア日本海(新潟市中央区)で開かれている。ウミガラスの生態が分かる解説パネルのほか、海鳥の進化の違いが分かる展示などがされている。来年1月10日まで。

 ウミガラスは日本では北海道の天売島(羽幌町)のみで繁殖が確認されている海鳥。同館では3月末に5羽が東京の水族館から送られ、日本海側では初めて展示がされている。

 企画展示では保護繁殖のために使われる模型のほか、ウミガラスとフンボルトペンギンの骨格標本や羽も見られる。空を飛び、水中にも潜るウミガラスの羽は、飛行時の浮力を得ようと左右非対称。一方、飛べないフンボルトペンギンの羽は左右対称となっている。担当の平山結主査は「進化の中で生まれた海鳥の多様性が面白い」と話す。

 福島県会津若松市から家族で来ていた農家の山西成人さん(43)は「見たことのない鳥だったので驚いた」と話す。家族に狩猟免許を持っている人がおり、鳥が身近だったことから「鳥好き」といい、展示品に見入っていた。(友永翔大)