Jクラブの物販環境、「お客さんよりも…」 グッズ改革の課題を聞く

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聞き手・照屋健
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 サッカーのマンチェスター・ユナイテッドパリ・サンジェルマンなど世界的な強豪クラブのグッズ製造販売などを手がける米ファナティクス社は、日本でも事業展開を進めている。日本法人のファナティクス・ジャパンはプロ野球ソフトバンクなどのほか、昨年にはJ1清水エスパルスと10年間の契約を結んだ。サッカーと野球の競技による違いやグッズの持つ可能性について、同社の川名正憲・代表に聞いた。

 ――昨年、日本のサッカー界では初めて清水と契約し、1年が経ちました。

 「いろんな面でプロ野球とは違うだろうな、と想像していました。一番びっくりしたのは、サポーターのクラブに対する熱量です。もちろん、野球でもコアなファンはいますが、清水とのパートナーシップを発表したとき、『ありがとうございます』と言ってくださる方が多かった。クラブを自分事のように捉えている方が多い印象を受けました」

 ――この1年間の手応えは。

 「コロナ下での入場制限など、いろんな制約はありましたが、(店舗をリニューアルするなど)きちんと投資をしたら、それにリターンがくるのは、数字的にも見えています。港の近くにある清水店と、スタジアム店の両方に投資し、結果もついてきているという手応えは感じています」

 ――特にどんな分野が伸びたのでしょうか。

 「カジュアルなファッションなどのアパレル領域ですね。特に日用使いできるアパレルを投入したら反応が非常によく、売り上げにもつながった。プロ野球に比べると、リピート回数が非常に大きい。コアファン、コアサポーターに満足いただけるものを注力してやっています」

 ――これまでの店舗の課題は。

 「清水に限らず、Jクラブの…

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