愛子さま、ティアラ着けたドレス姿を初披露 成年行事、笑顔の一礼

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは5日、皇居で成年の行事に臨んだ。昼過ぎには、成年女性皇族の正装のティアラを着用したロングドレス姿を初披露し、「おめでとうございます」という報道陣の問いかけに、「ありがとうございます」と笑顔で一礼した。

 愛子さまはこの日午前10時に宮中三殿を参拝。同45分には宮殿で、成人した内親王や皇后などに贈られる「宝冠大綬章」を天皇陛下から授与された。午後0時40分から両陛下へあいさつした後、報道陣の前に姿を現した。

 この後、愛子さまは仙洞仮御所(東京都港区)へ向かい上皇ご夫妻にあいさつ。また皇居へ戻り、午後4時から宮殿で皇族方や三権の長から祝賀を受ける。

 愛子さまは1日に20歳の誕生日を迎えた。大学の授業があったため、同日は夕方から職員らの祝賀を受け、夜は両陛下と「お祝御膳」を囲んだ。誕生日に合わせて内容公開されることが恒例となっている成年の記者会見も、大学の春休み期間中の3月中旬に行う。

 今回愛子さまが着用したティアラは、天皇陛下の妹の黒田清子さんから借りたもの。宮内庁によると、両陛下と愛子さまはコロナ禍で国民の生活に影響が出ていることを考慮し、新調を見送ったという。今後もしばらく黒田さんのティアラを借りて儀式などに出るといい、同庁は「状況をみながら新調するかどうか検討していく」としている。