菅前首相、沖縄・名護市長選に「辺野古争点ならない」

自民

山下龍一
[PR]

 菅義偉前首相は5日、沖縄県の米軍普天間飛行場宜野湾市)の移設先となっている同県名護市の市長選(来年1月23日投開票)について、「(移設の是非は)争点にならない」との考えを示した。同県国頭村で記者団の取材に答えた。

 沖縄県を訪問した菅氏はこの日、移設作業が進む名護市辺野古周辺3地区の区長、名護市長を含む県北部の首長らと面会した。

 その後の記者団の取材に、同市長選について辺野古移設は争点にならないと述べたうえで、「医療や保育など身近な問題についての審判になる」との見方を示した。記者団から「市長選の結果は、移設の賛否への民意を示すか」と重ねて考えを問われると、「そこが焦点にならない。そこはない」などと繰り返した。「(これまで)沖縄問題の責任者として取り組んできた。沖縄問題をライフワークとしたい」とも語った。

 同市長選は、自公政権が支援する現職と、辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力が推す新顔による一騎打ちとなる見通しとなっている。自民党は選挙の結果が今後の移設工事の行方にも影響するとみて、支援態勢を強化している。(山下龍一)