駅名看板、20万円落札にどよめき 落札者「やっちゃった、が1割」

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林瞬
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 鉄道関連の取材をしていると、ファンの「熱量」に驚かされる。鉄道に詳しくない26歳の私に車両の部品について語ってくれたり、車窓からの絶景スポットを教えてくれたり。鉄道ファンの熱さの理由が知りたくて、駅や車両で使われていた物品を販売する「鉄道古物販売会」に出かけてみた。

 4日午前、JR東日本水戸支社横の多目的広場「MITO SKY PARK」前は、多くの人であふれていた。開場1時間半前の午前8時半ごろから、約120人が集まっていたという。

 会場には、鉄道ファンにとっては「お宝」の品々がずらり。

 旧国鉄時代に改札で切符を切るのに使っていた改札はさみ、ホームに掲げる駅名の看板など、その数は約300点に及んだ。

1時間で売り切れ、5万円からスタート、熱気が次々

 駅や車両の設備は、老朽化などで定期的に更新されているが、外した看板などは産業廃棄物として処理するものが多かったという。同支社は、処理費用を削減できないかと考え、初めてこのイベントを開いた。

 開場前に入場する順番を決める抽選会があり、午前10時に開場。最初の入場枠が当たった人たちが、品探しに走り出した。購入できる数は1人2点までで、人気の品は争奪戦になる。それぞれめぼしい品を見つけると、ひび割れがないかなどを真剣にチェックしていた。

 1枚1万円~2万円もする「…

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