東京・江東区で13棟焼ける火災 住民とみられる男「火を付けた」

【動画】東京・江東区で13棟焼ける火災=住民提供、平野真大撮影
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 6日午前4時ごろ、東京都江東区大島8丁目で「住宅が燃えている」と119番通報があった。東京消防庁によると、木造2階建て住宅やアパートなど3棟が全焼したほか、ほか10棟もひさしが焼けるなどした。

 警視庁によると、火元とみられる住宅に住む50代の男が「自宅に火を付けた」などと話しており、同庁が事情を聴いている。男は煙を吸うなどして救急搬送されたが、命に別条はないという。ほかにけが人はいなかった。

 現場は地下鉄の都営新宿線東大島駅から西に約400メートルの住宅街。消防のサイレンで目覚めたという30代女性は、窓の外に大きな炎を見たという。火の粉が舞い、「ジリジリ」と音がした。消防の指示で子どもを連れて避難した。女性は「初めての経験で怖かった」と話した。

 近くのアパートの男性(33)は隣の家が燃えているのを見て、パジャマ姿のまま貴重品を持って外に出た。火災が収まった後も規制線は解かれず、自宅への延焼がないか確かめられないため心配だという。

 別の男性(64)は近所の住民と一緒に火元の住宅に水をかけたが、火の勢いが激しく、避難した。自宅アパートは消火活動で水浸しになった。男性は「これからどうしたらよいのか」と語った。