参与就任の石原伸晃氏「体力・能力まだ十分」 打診は首相から電話で

高木智也
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 新たに内閣官房参与に就任した石原伸晃・元自民党幹事長(64)が6日午前、首相官邸で岸田文雄首相から辞令を交付された。石原氏は10月の衆院選で落選した。有権者の支持を得られなかった首相の盟友が、政権のブレーンに就任することに批判が起こっている。

 首相との面会後、石原氏は記者団に「先の総選挙は私の不徳の致すところ。勝負は時の運だと思っている」と衆院選を総括した。

 就任の打診は首相から直接電話で受けたといい、「まだ私も十分に体力・能力ともにあると思っている。国のため地域のため疲弊している業界の皆様方のために、お役に立てるアドバイスをしていきたい」と意欲を語った。石原氏は国土交通相や環境相などの経験をいかし、観光立国などを担当する。

 内閣官房参与は非常勤の国家公務員で、内閣総務官室によると、報酬は1日2万6400円。定員はなく、石原氏を含め現在8人。安倍・菅両政権からの留任が7人で、首相が任命したのは石原氏が初めて。(高木智也)