不正操作で通学定期券を購入した疑い 券売機の暗証番号を盗み見か

土舘聡一
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 JR東日本の自動券売機で通学定期を不正に買ったとして、警視庁はベトナム国籍の男女2人を窃盗容疑で逮捕し、6日発表した。同庁は2人がフェイスブックに「定期が最大7割引きで購入できる」と広告を出したことを確認。多数のベトナム人に転売していたとみている。2人は容疑を認め、「金がほしかった」と話しているという。

 逮捕されたのは、アルバイトのブー・ドゥック・コン(25)=千葉県船橋市西船橋5丁目=と同居で日本語学校に通うチャン・ティ・トム(22)の両容疑者。

 サイバー犯罪対策課によると、2人は共謀して4月28日、JR総武線の西船橋駅(千葉県船橋市)で券売機を不正に操作し、通学定期券8枚(計7万2720円)を買った疑いがある。

 駅員が「通学証明書」を確認して暗証番号を打ち込む仕組みだが、2人は駅員の操作を盗撮した人物から暗証番号を教わり、駅員になりすまして券売機を操作したと同課はみている。

 転売先は首都圏に住むベトナム人で、2人はフェイスブックを通じて購入価格の2倍程度で売ったと説明しているという。同課は、2人が2年前から少なくとも120万円以上の利益を得たとみている。(土舘聡一)