「キラキラネーム」名づけの背景 漢字「無理読み」は日本の伝統?

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聞き手・中島鉄郎
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 行政デジタル化の一環で、戸籍に氏名の読み仮名を記載する方向で政府内の検討が進んでいます。これを機に「キラキラネーム」と呼ばれる名前も、再び議論になるのでしょうか。そもそも「読めない名前」はいけないのでしょうか。「キラキラネームの大研究」の著書がある文筆家の伊東ひとみさんに「漢字と命名」について聞きました。

1957年生まれ。新聞記者などを経て独立。著書に「キラキラネームの大研究」「地名の謎を解く」など。

 「読めない名前」とは、「常識的な漢字の読み方では考えられない」名前ということでしょう。ただ「常識的」といっても、そもそも古来、日本語では漢字の読み方が定まっていたわけではないのです。だから「(読めない)キラキラネームをつけるのは非常識な親のせい」といった頭ごなしに否定する意見は、漢字を誤解していると言えます。

後半では、日本における難読名の変遷の歴史、団塊ジュニア世代の漢字に対する「新感覚」について語っています。

漢字をどう読むかは、ずっと揺れ動いてきた

 日本人は中国から導入した漢…

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