四角い太陽、蜃気楼、雲海…見られるかも 大学が出現予測に挑戦

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芳垣文子
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 蜃気楼(しんきろう)や雲海、四角く変形した太陽など、北海道ならではの珍しい自然現象。ただ、いつ出現するか分からず、実際に見るのはなかなか難しい。そんな自然現象の数々を気象観測データを駆使して予測し、観光に生かそうというプロジェクトに、北海道北見市北見工業大学を中心とした研究チームが取り組んでいる。

 研究を進めているのは同大工学部の舘山一孝准教授らのチーム。蜃気楼や雲海などのほか、ダイヤモンドダスト、フロストフラワー、ジュエリーアイスなど、特異な自然現象や雪氷が織りなす景観がいつ起きるのかを予測し、専用のサイトで発信して観光に役立てるのが狙いだ。

 今年度までに浜小清水やウトロ、知床、礼文島利尻島などオホーツク地方と宗谷地方にカメラを十数台、気象計2台、温度計4台を設置。リモートで得られるデータと、これまで蓄積してきた気象データを統合・解析し、目指す自然現象が起きる日時を予測する。遠方の観光客にも足を運んでもらえるように、長期的な予測を目指す。

 蜃気楼と変形する太陽は、今年2月以降だけでも予測した8回のうち7回的中したという。道東の津別峠と摩周湖に雲海が出現したときには、高精細の4K動画での撮影に成功した。

 予測の情報発信では、専用の…

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