揺れる列島、相次ぐ震度4以上 南海トラフ地震との関係に気象庁は…

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吉沢英将、白石昌幸、藤原慎一、山野拓郎
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 山梨、和歌山両県や鹿児島県のトカラ列島でここ数日、震度4~5弱の地震が相次いでいる。山梨は富士山に、和歌山と鹿児島は南海トラフ巨大地震の想定震源域に近いことから、不安を覚える人もいるようだ。いま、列島の地下で何が起きているのか。それぞれの地震に関連はあるのか。

震度1以上が170回超

 トカラ列島近海では4日昼すぎ、マグニチュード(地震の規模、M)2・9の地震が発生。悪石島(あくせきじま)(鹿児島県十島(としま)村)で震度1を観測したのを皮切りに、6日午後6時までに震度1以上の地震が173回起きている。5日午前には最大震度4を観測した。震度3の揺れも10回あった。

 「夜に地震が起きるたびに目が覚め、ゆっくり眠れない」。島に住む畜産農家の坂元裕幸さん(47)はこう話す。村役場によると、悪石島には0歳~93歳の37世帯75人が暮らす。5日に発生した断水は6日昼ごろまで続き、この間、定期フェリーの飲料水タンクを島に下ろして確保したという。

 島の診療所には高齢者を中心に「地震で眠れない」「揺れが不安だ」などの声が寄せられており、村は今後も揺れが続く場合は保健師を島に派遣して精神的なケアをする検討を始めた。

 この地域では2000年10…

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