マリノス主将が前田大然の得点王に驚かない理由「彼は失わなかった」

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岩佐友
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 前田大然の覚悟がうかがえたのは、Jリーグ開幕前にあった横浜F・マリノスの練習試合だった。

 味方選手が倒されてPKを獲得すると、すぐにボールを確保しにいった。ブラジル人のDFチアゴマルチンスやFWエウベルも近寄ってきたが、キッカーを譲らなかった。

 「ああいうところで蹴らないと、公式戦でも蹴らせてもらえない。ここは大事だと思って」

 昨季途中、新型コロナウイルスの影響もあり、ポルトガル1部マリティモを退団し、マリノスに加入した。しかし、サイドでの起用になじめず、リーグ戦では23試合3得点に終わった。今季こそはと、シーズン前に「2桁得点が目標」と公言。「結果にこだわりたい」。強い意欲で臨んだシーズンだった。

 ただ、今季の活躍の下地は苦しんだ昨季にあったと主将のMF喜田拓也は考える。「今年がすごいよかったというより、彼自身が取り組んできたことが結果に表れたのだと思う」

 その意味をこう説明する。

 「(昨季は)シーズン途中に…

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