大幅なマイナスが止まらない業種も…クレカ統計でみるサービス消費

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中川透
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 一部の業種は消費水準がコロナ禍前に近づく一方、大幅なマイナスが依然続く業種もある。そんなサービス消費の二極化の姿が、クレジットカード決済額をもとにした統計「JCB消費NOW」の11月前半分の結果でわかった。全体的には回復傾向だが新型コロナの変異株の影響も心配され、順調に持ち直しが続くかを見通しにくくなっている。

カード統計「JCB消費NOW」でみる 11月前半のサービス消費

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 昨年春の感染拡大後、家庭で使う食品や日用品などモノの消費は堅調なのに対し、外食などサービス消費は苦境が続いてきた。9月末で緊急事態宣言が解除され、サービス消費も戻りつつあるが、業種によって回復のばらつきが大きい。

 元に戻りつつあるのは、焼き肉やファミレス、レンタカーなど。焼き肉は最初の緊急事態宣言期の昨年5月前半にコロナ禍前(2016~18年平均)と比べて69%減まで下落。しかし、直近の11月前半は同10%減まで持ち直している。

 一方で、戻りが鈍いのは航空旅客や遊園地、カラオケ、居酒屋など。居酒屋は10月以降に急回復したが、11月上旬で31%減とまだ大きなマイナス。忘年会などでかき入れ時の年末を迎えるが、変異株の影響など新たな不安要因が出てきた。在宅勤務や早めの帰宅など新たな行動様式も広がる。

 分析を担当するナウキャスト…

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