青ガエルが「冬眠」へ 大館市

加賀谷直人
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 秋田県大館市の観光交流施設「秋田犬の里」にある鉄道車両「青ガエル」が6日、冬囲いのシートに覆われた。来春まで「冬眠」に入る。

 「忠犬ハチ公」の縁で昨年8月、大館市に東京・渋谷からやって来た車体は、長年風雨にさらされて老朽化、さびが目立ったため、市が全面塗装を施した。冬囲いは厳しい風雪から車両を保護するためで、ブルーシート、透明のラップ、トラックのほろなどに使われる厚手のシートの三重。強風でばたついたシートが塗装を傷つけないようにするためだという。

 緑色の丸みを帯びた車体で「青ガエル」の愛称で親しまれた車両は東急電鉄などで使われた後、渋谷駅前の広場に置かれ、多くの人に親しまれた。大館に移設後、車内に大館市と渋谷区の交流を紹介する写真パネルなどが展示されている。

 市観光課によると、雪の状況にもよるが、再び公開するのは来年4月を予定している。(加賀谷直人)