「聖地」でイブに悲願の演奏会 旭川商吹奏楽部、愛工大名電と合同で

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戸田拓
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 高校吹奏楽部の名門、旭川商業(北海道旭川市)と愛工大名電(名古屋市)がクリスマスイブの24日、合同で演奏会を催す。実現のきっかけは旭川商が10月の全日本吹奏楽コンクール出場を逃したこと。来春定年を迎える旭川商の佐藤淳教諭(60)を慕う愛工大名電の伊藤宏樹教諭(59)が呼びかけた。会場は全国大会が開かれる「聖地」、名古屋国際会議場センチュリーホール(名古屋市熱田区)だ。

 旭川商吹奏楽部は1926(大正15)年創部で、全日本吹奏楽コンクールに過去10回出場。92年から顧問を務める佐藤教諭は全国大会で99年と2010年の2度、金賞に導いた。

 部員が思いをつづり教諭が返事を書く「部活ノート」、入部時に先輩が新人に「あだ名」をつける習わし、パートの違う先輩後輩がペアになる「親子制度」、自作ミュージカルや合唱、ダンスの演目も披露する定期演奏会――。佐藤教諭が旭川商で採り入れた数々の工夫は、多くの学校の模範となってきた。

 佐藤教諭の最後のコンクールとなった今年、旭川商は10年に金賞に輝いた歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(抜粋)の再演で臨んだ。8月26日に札幌市で開かれた北海道大会では金賞を受けたが、全国大会出場を決めたのは、ほかの金賞受賞校2校だった。

 愛工大名電の伊藤教諭はかね…

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