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オミクロン株、市中感染やクラスターの指摘も 48カ国・地域で確認

有料会員記事新型コロナウイルスオミクロン株

ヨハネスブルク=遠藤雄司、ブリュッセル=青田秀樹、ロンドン=金成隆一、ワシントン=合田録、ローマ=大室一也
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 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン型」の感染が世界に広がっている。朝日新聞の集計では6日午後9時現在で、日本を含む48カ国・地域で感染者が確認されていた。当初はアフリカ南部に渡航歴のある人たちの感染が中心だったが、市中感染やクラスター(感染者集団)とみられる事例も報告されている。

 オミクロン株の検出を11月25日に公表した南アフリカでは新型コロナの感染者が急激に増えており、国立伝染病研究所(NICD)は今月5日、新規感染者数を1万1125人(陽性率23・8%)と発表した。前日より約5千人減ったが、1週間前の4倍弱に増え、陽性率も高止まりしている。南アの研究者グループによると、デルタ株による流行収束後、急速にオミクロン株に置き換わっているという。

 NICDのミシェル・グルーム博士は、オミクロン株の感染者には軽症者が多いと報道されていることについて、「重症度に関しては今後2週間の追加データを待たなければ何とも言えない」と説明。感染拡大が若年層を中心に始まったことも、現時点で軽症が多くなっている可能性として指摘した。一方で、「より感染力が高いことを示す初期段階の証拠はある」とも話し、感染歴のある人が再感染したり、ワクチン接種済みの人が感染したりする可能性はある、と指摘する。

 欧州ではノルウェーでクラスター(感染者集団)とみられる事例があった。首都オスロで会社のクリスマスの食事会に参加した50人以上が感染し、うち13人がオミクロン株だった。この企業は再生可能エネルギーの開発に携わっており、事業を展開する南アから戻ったばかりの人がいたという。一方、オランダでは、南アでオミクロン株が確認される前に採取された検体からも感染が見つかり、少なくとも1人はアフリカ南部への渡航歴がなかったという。

アイスランドでは入院例

 欧州連合(EU)の専門機関

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