まひと付き合い50年超、健常者と闘う柔道家 気力衰えず6段に昇段

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重政紀元
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 幼少時の小児まひ(ポリオ)の後遺症で右脚まひを抱えながら、50年以上柔道を続けている千葉市中央区の内山直行さん(63)が今年、6段に昇段した。柔道での身体障害者の参加はほとんど進んでいないため、試合はすべて健常者との対戦。条件は圧倒的に不利だが、上半身の強さを生かした寝技を磨いてきた。

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 新型コロナ感染の第5波が明けた10月、千葉市中央区の中央コミュニティセンターの道場では、約1年ぶりに柔道の練習が再開された。その中に内山さんの姿もあった。同道場が完成してから毎週2回、ここで汗を流す。

 内山さんは2歳の時にポリオにより右下肢に大きな障害を負った。障害者手帳4級を交付されている。神経がまひし、力が入らない。筋力も低く、左足に比べると二回りほど細い。「体育は50メートル競走でも、マラソンでも必ずビリ。悔しかったですね」

 転機になったのは中学進学で…

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