静岡・川勝知事「差別につながる発言」 県議会で釈明、自民側は追及

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玉木祥子
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 静岡県議会12月定例会の代表質問が6日あり、川勝平太知事の選挙中の不適切発言をめぐって、最大会派の自民改革会議の県議が追及した。知事は、発言について釈明したが、自民会派から厳しい批判が相次いだ。進退については、2日の定例会見に続き、続投の姿勢を示した。

 この日から始まった代表質問で、自民の政調会長の木内満氏(富士宮市)が登壇した。知事は6月の知事選中に富士市内で開かれた集会で、静岡文化芸術大の学長時代に新東名高速道路の建設現場を女子学生らと訪問した際のエピソードを紹介。学生について「11倍の倍率を通ってくるから、みんなきれいです」「顔のきれいな子は賢いことを言わないときれいに見えない。ところが全部きれいに見える」と発言した。このことについて木内氏が「適切な発言だと思うか」と問うと、知事は「学生は明確な意識を持っているので、輝いていて、生き生きしている。それが美しいと思い、そのような発言になった」「言葉足らずで不適切だった」と釈明。木内氏は「学長が自校の学生をきれいとかきれいでないという目で見ていること自体が不健全だと思わないのか」と非難した。

 知事は集会で「工事現場にいるのはおっさんばかりと思ったら、ヘルメットを取ったら大学の工学部出たとか立派な人ばかり」とも発言。木内氏が「学歴差別ではないか」と指摘すると、知事は「それぞれの分相応に工事をしている」と説明した。木内氏は「分相応という言葉は差別的にとられてもおかしくない」と批判した。

 新東名高速の開通が予定より早まったことを念頭に「現場監督はかわいい女の子が気に入ったのでしょう」「仕事がはかどり、1年半前倒しできた」という発言については知事が「因果関係はなかった」と誤りを認めると、「自分で言ったんじゃないか」と自民県議からヤジが飛んだ。

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