スーチー氏への禁錮刑「好ましくない動き」 松野官房長官が懸念表明

ミャンマーはいま

西村圭史
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 クーデターで国軍が権力を握ったミャンマーで、拘束されて軟禁中のアウンサンスーチー氏に対し、社会不安をあおった罪などで有罪判決が出たことについて、松野博一官房長官は7日午前の記者会見で、「国際社会がミャンマーの民主的な政治体制の早期回復を求める中で好ましくない動きであり、懸念をしている」と述べた。

 スーチー氏には6日に禁錮4年が言い渡され、恩赦で同2年に減刑された。それでも国軍側はスーチー氏を10件以上で訴追しており拘束は長期化しそうだ。

 松野氏は「我が国はクーデター発生以来、ミャンマー側に対して暴力の即時停止、スーチー氏を含む拘束された関係者の解放、民主的な政治体制の早期回復を強く求めてきた」とし、「引き続き、ASEAN(東南アジア諸国連合)をはじめとする国際社会と連携しながら、事態の改善に向けて働きかけを続けていきたい」と述べた。(西村圭史)